インナーチャイルドは潜在意識に記憶される体験の傷跡である。

ヒーリング

本当はまっすぐ歩けるのに
回り道を選んでしまったり。

楽な道と苦しい道の2つが用意されている時
あえて苦しい道を選んでしまったり。

その結果つらくて苦しい人生を生きている、、、

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楽な道を選択できたのに・・・
なぜ??

人は本心が望んでいるのとは
別の選択をしてしまうのはなぜでしょうか。

その原因はどうやらインナーチャイルドの影響のようです。

目次

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは幼児期から成人するまでの
さまざまな体験によるネガティブな記憶です。

ネガティブな記憶には感情や感覚的なリアルな痛みなどを伴うような体験から、
本人でも記憶になく思い出せない体験まであります。

本人の主観的な記憶があるか無いかは関係なく潜在意識の中に残っています。

 

インナーチャイルドはどうしてできるのか

インナーチャイルドはどうしてできてしまうのでしょうか。

人は体験により学習します。

ですので、ネガティブな体験をして心が傷つけば
インナーチャイルドは自然と作られてしまうのです。

それはなぜか?

人には防衛本能というものがあり、
過去の体験と同じような危険が迫れば

「避けた方がいいよ!」と声を発し
事前に知らせてくれるからです。

その声は”エゴ”という機能の働きで、
「生存していくために」必要な反応や行動をするよう

ネガティブな体験を通じ自動的に発動するよう
プログラミング化されたものです。

 

インナーチャイルドができた個人の体験談

サイト管理者YODAのインナーチャイルド体験談の一つをお話します。

ぼくは学生の時にいじめられていました。

具体的に暴力を振るわれたりはしなかったのですが、
精神的に叩かれたりや無視されていました。

毎日びくびくしながら学校に通い、
人に嫌われないか様子をみながら恐る恐る接していました。

お昼休みの時は教室の片隅で一人ぽつんとお弁当を食べていました。
孤独で惨めで寂しい思いをずっと抱いていました。

このような体験によりぼくは以下のようなインナーチャイルドができました。

・社会や人に対する恐怖心や不信感、劣等感を抱いてしまう
・自分を抑圧してしまい思っていることを素直に表現できない
・人間は所詮孤独なんだ、という諦めの気持ち
・人生は苦しくて当たり前という歪んだ人生観を形成する

人付き合いが苦手、アウトロー、人に相談ができない(本心を話せない)、
ひとりでいる時が一番安心する、苦しくでこそなんぼの人生…

人間性や価値観にまで影響がおよび、
ぼくはインナーチャイルドで過去に苦しんだ経験があります。

 

 

インナーチャイルドの今後の人生への影響

 

インナーチャイルドが今後のぼくの人生においてどんな影響を及ぼしたのでしょうか。

・ちゃんと働きたいのに、社会に出てまともに働くことができない
・自己主張したいのに、周りの目を気にして怖くて自分の意見を言えない
・交際相手や友達が欲しいのに、なかなか見つけられない
・したくはないのに、気づくと苦しい方向ばかり選択する

こうなると、順風満帆で幸せな人生が待っているとは考えづらいですね。

本当はそうしたくないのに、気づくと同じパターンにはまってしまい
苦しくて不幸な人生を送ることになります。

 

インナーチャイルドは癒せるか

インナーチャイルドは癒せます。

ですが、手術すれば治る病気や薬を飲めば治る風邪とは違い
すぐには癒せません。

またネガティブな記憶だからといって、
記憶さえ無くなればインナーチャイルドが癒える訳でもありません。

脳の記憶にはないけれど、体が覚えていることがあります。

顕在意識では覚えていないが潜在意識の深くに残っており
特定の状況になった時カラダが勝手に反応することもあります。

記憶よりも大切なのは、ネガティブな体験にひも付いた
「体の反応」「感情」「感覚」「ネガティブなエネルギー」などを
解消することです。

さらに、考え方や価値観のパターンを修正していく必要があります。

カウンセリング
ヒーリング
瞑想
修行など
さまざまなメソッドやツールがあります。

インナーチャイルドの癒し方や比較的楽に癒せるツールもありますが、
詳しくはまたの機会に書きたいと思います。

 

インナーチャイルドまとめ

  • ネガティブな体験による記憶(カラダの反応・感情・感覚なども含)
  • 潜在意識の中にあり、価値観や考えのベースとなる
  • あって当たり前(ネガティブな経験がない人は極めて少ない)
  • エゴの防衛機能により、インナーチャイルドを刺激するような状況を無意識に避ける

 

どうもありがとうございました。

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