瞑想とは何か?についていろいろな角度から考えてみました。

スピリチュアル

瞑想・・・

タイの洞窟に閉じ込められたサッカー少年らが、
一緒にいたコーチから瞑想を教わり
9日間飲まず食わずで生きながらえた
という驚くべきニュースがありましたね。

 

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ぼくは瞑想を10年続けてきましたが、
これまではインプットばかりで情報発信したことは
ほとんどありませんでした。

今回は瞑想についてぼくの経験を交えつつ
お話したいと思います。

目次

瞑想をテーマに今後お話しする内容

今回の瞑想をテーマにしたお話は長編です。

全3回に分けて書いていきますので
お時間があるときに気楽に読んでください。

第1回「瞑想とは何か」
第2回「瞑想の効果」
第3回 「瞑想のやり方」

今回は瞑想とは何かについてお話いたします。

Photo by bady qb on Unsplash

瞑想の歴史

Photo by Sarah Ball on Unsplash

 

「瞑想といえば、お釈迦様!」と思いがちですが…
その歴史はもっと古いです。

 

瞑想の起源は正確にはわかっていませんが、
いまから約5000年前の、紀元前3000から2500年の
インダス文明の頃であると言われています。

 

インダス文明における中心都市モヘンジョダロにおいて
商業のやりとりで使われていた印章(印鑑のようなもの)の中に
人が坐って瞑想しているものが見つかりました。

 

これが現在のところ瞑想の起源をあらわす最古の資料とされています。

 

お釈迦様の瞑想はさらに2,500年も先の紀元前500年です。

お釈迦様の時代には、瞑想は各地に広まりスタンダードなものとなっていたのでしょう。

 

瞑想には5,000年の歴史があったのです。

 

 

瞑想とは(ヨガ)

Photo by Jen Loong on Unsplash

 

瞑想とは?についてヨガの見地から読み解いていきます。

 

そもそも、お釈迦様が行っていた瞑想(ジャン)に
近いものは
ラージャヨガといい、
瞑想を主体に「心の修行」「精神鍛錬」をする
ヨガの流派です。

 

和訳すると「王のヨガ」と言う意味で、
瞑想によって解脱(げだつ)を目指す
”静的なヨガ”になります。

 

ラージャヨガに言う瞑想とは、
「心の動きを止滅させること」です。

止滅とは「無心になること」という意味です。

 

そして、けっして消えることのない喜び(愛・平和・幸福)を
自分の中に見いだす手段です。

 

現代の一般的なヨガは、
ハタヨガ(「からだの修行」の意)といい

体を動かすこと自体が目的の”動的なヨガ”です。

本来体を動かすのはヨガの一部で
瞑想に入るための準備体操のようなものです。

 

体を動かし、さまざまなポーズ(アーサナ)を取ることで、
心身にこびりついたアカやサビを取り、
瞑想にスムーズに入りやすくための手段なのです。

 

ぼくは2年以上ヨガ教室に通っていますが、
ヨガで体を動かした後に瞑想すると
深いところまでスムーズに入っていけます。

 

ちなみに、仏教においての瞑想は「止観である」と言います。

止は心の動きを止める、つまり無心になること

観は物事をあるがままに見ること

らしいです。

 

 

瞑想をやる意味

「なんで瞑想するの?」

しない人からすると不思議に思われるかもしれません。

 

瞑想をやる意味はさまざまで異なると思います。

人それぞれだと思うので、これという正解はありません。

 

ぼくが瞑想をする目的の1つは
瞑想が終わったあとすっきりするからです。

視界がクリアになったり、心が軽くなっていたり。

そんな心地よい感覚を味わうことと、
もう一つは、こころのコンディションを調えるためです。

からだのコンディションを調えるのに運動するのと同じです。

瞑想を”心のスポーツ”と考えています。

仕事などである一定のパフォーマンスを持続していくためには、
こころとからだのコンディションが整っていること、
つまりは「こころとからだが健康であること」が大前提です。

 

瞑想とは何かをまとめると

現代的にかつシンプルにいえば
瞑想とは「こころの筋トレ」です。

しなやかで柔軟
芯はしっかりと安定した
心身が鍛えられます。

仕事やプライベートなど日々を過ごすうえでの
こころの基盤を安定的なものにしてくれるでしょう。

 

おわりに

ぼくは無心になろうと思って
瞑想をしていません。

無心になるために瞑想をしても
きっと無心になれないですし。

無心になることは結果であって
どちらでもいいと思っています。笑

瞑想を持続可能にしているのは、
「すっきり感」「自分とつながる」「何もない時間をすごせる」
この3つの理由があるからです。

とくに、「何もない時間をすごす」というのは
スピードの早い現代社会において、
大切なエッセンスだと感じています。

次回は「瞑想のやり方」についてお話します。

お楽しみに!

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