深い瞑想に入るにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、瞑想のコツについてお話いたします。
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目次
深い瞑想に入るコツ 〜はじめに〜
瞑想が上達したと主観的に思えるひとつの基準として、「深い瞑想に入れている実感」が挙げられます。
では、どうしたら深い瞑想に入れるのか?
ちょっとしたコツがあるのか?
深い瞑想に入るには、4つのコツ(環境、姿勢、五感を開く、集中)があるので、それぞれ紹介していきます。
深い瞑想に入るコツ①「環境」
瞑想に適した環境を選ぶことは深い瞑想に入るコツのひとつです。
瞑想に適した場所
瞑想するのに適しているのは落ち着いて静かな場所です。
集中力が持続し、気が散らないところです。
お気に入りの静かな空間があればそこでもいいですし、
手っ取り早く自宅のお部屋で行うのが一番いいかもしれません。
なお、公共の交通機関や施設など
人がたくさん出入りする空間での瞑想は
避けた方がいいです。
やるのは自由ですが、霊的なものなど
良からぬ影響を受ける可能性があるので
やらないのが得策です。
瞑想に適した時間
朝の起き抜けのタイミングがおすすめです。
[朝起きて瞑想するメリット]
- 朝瞑想をすると1日をスッキリと気持ちよくスタートできる
- 副交感神経が優位で心身がリラックスしているので
瞑想に入りやすい状態に自然となっている
反対に、寝る前に瞑想をするのは
疲れていると睡魔に襲われ
寝落ちしやすいです。
気づいたら朝、なんてことも。笑
ぼくは、夜の瞑想は睡魔との戦いになり
集中しづらいためほとんどやりません。
ただ、瞑想しながら寝落ちすると
安眠できるのですよね。
朝起きぬけに瞑想するデメリットは、
「朝の貴重な時間が失われる!」
「瞑想するよりもゆっくり寝ていたい」
があります。
いつ瞑想するにでもメリット・デメリットがあると思うので、
あなたが気軽に続けやすい時間帯にやりましょう。
瞑想に適した服装
リラックスできる服装をオススメします。
ズボンのゴムの締め付けがきつくて、瞑想に集中できない…
なんてことは避けたいですね。
腹式呼吸が基本のため、ゆったりした格好がいいですよ。
【まとめ】瞑想に適した環境
- 自宅の落ち着ける場所を選ぶ
- 朝起きぬけに瞑想する
- ゆったりとした格好で行う
深い瞑想に入るコツ②「姿勢」
瞑想において「姿勢」は大切です。
人間の頭頂部から足先までは
エネルギー(プラーナ)が流れています。
姿勢が悪いとプラーナの流れが滞り(気が滞り)、
十分な瞑想の効果を得られなくなります。
瞑想の前にヨガをすると効果的なのは、
身体と心をととのえ、プラーナの流れをよくするからです。
「血液の代謝をよくする」のと同じようなことです。
ヨガでなくても、ストレッチやスポーツなど
軽く身体を動かすのもおすすめです。
それでは、具体的な深い瞑想に入れる姿勢について
ご説明いたします。
瞑想の姿勢には座り方がポイント
どんな座り方が瞑想に集中できるのでしょうか。
椅子に座る、あぐらをかく、寝転がるなどがあります。
椅子に座って瞑想をする
初心者の方には椅子に座るやり方をオススメします。
瞑想というと”あぐら”をイメージしがちですが、、、
椅子に座った方が簡単です。
[やり方]
①座り心地のよい椅子に腰掛ける
②背筋を伸ばす
③両足を地面につける
④肩および全身の力を抜く
⑤両手をパーにして、手の平もしくは手の甲を上にして
太ももに乗せる
※両手を組んでもオッケー
あぐらをかいて瞑想をする
あぐらをかく瞑想は少し上級編です。
なぜかというと、あぐらのかき方によって
エネルギー(プラーナ)の流れが変わるからです。
あぐらのかき方ひとつで、
いい瞑想ができるか変わってくるのです。
特に足裏のチャクラは無数にあると言われており、
あぐらのかき方が瞑想の効果に影響します。
※手に関しては、手の平・手の甲それぞれにチャクラがあるので、
お好きな方を上にします。
足裏は反射区と呼ばれ、全身のつぼが集中していますよね。
あぐらをかく座り方でのオススメは
結跏趺坐(けっかふざ)、半跏趺坐(はんかふざ)ですが
体の硬い人にこの座り方は困難です。
どうしてもあぐらをかいて瞑想したいのなら、
ヨガでポピュラーな座り方「シッダアーサナ」がオススメです。
※ご参考サイト→https://flareplus.com/1542
両足のかかとを体の中心部分(そけい部)と一直線にして
あぐらをかきます。
体の硬い人は、お尻の下にブロックや厚めの座布団を入れ
シッダアーサナをするのがよいでしょう。
骨盤の前傾について
座って瞑想をする時、骨盤の前傾がポイントになります。
骨盤が前傾しており、坐骨で上半身をしっかりと支えられていると、
状態が安定します。
逆に安定していないと、エネルギーが逃げやすくなります。
安定感が悪い方は、バックジョイや骨盤サポートチェアなどを使い
骨盤の前傾と座位を安定させると良いでしょう。
ぼくはバックジョイではありませんが、
骨盤を安定させるサポートチェアを使って瞑想しています。
【まとめ】よい姿勢で瞑想するコツ
- いすに座って瞑想するのが簡単お手軽
- 姿勢をただし骨盤を前傾させる
深い瞑想に入るコツ③「五感を開く」
深い瞑想に入るための3つめのコツである
「五感を開く」についてお話します。
思考優位の現代生活
あなたは普段の生活で、
「感覚ベース」で過ごしていますか?
ぼくは、思考ベースで生活しています。
実は大半の人が頭を使い、
活発に脳みそをはたらかせて生きています。
とくに仕事の場面では論理的思考を求められる
ケースが多いです。
反対に意識的に感覚を使って
生活している人は少ないのかもしれません。
このように現代生活は、
感覚よりも思考重視の偏重があります。
知らずに「思考が優位な状態」で
わたしたちは暮らしているのです。
ただし瞑想のやり方のコツとして、
感覚が優位な状態だといい感じです。
思考優位で脳みその活動が活発だと
考え事が頭をめぐり瞑想に集中しづらくなります。
瞑想のやるとき簡単に感覚を開く方法
では瞑想をする時、思考優位から感覚優位へと
移行させるにはどうしたらいいでしょうか?
感覚を開いてくれるようなアイテムを使えば簡単です。
アロマオイル、ヒーリングミュージック、キャンドル…
五感に働きかけ、リラックスを促すもの
イコール感覚を開くアイテムでもあります。
”自分に戻ってこれる”ようなアイテムを
使うのがいいでしょう。
次に、五感ごとに感覚を開くための
オススメの方法をお伝えしていきます。
視覚
キャンドルや植物をのんびり眺めるのが
オススメです。
キャンドルは炎のゆれが、
自然界のリズムと同じ1/fゆらぎです。
それに、マイナスイオンを大量に発生させるので
灯しているだけでもリラックス効果が高いです。
大自然の中で滝のそばにいるよりも、
マイナスイオンの発生量が多いとか。
植物に関しては、緑が目を休めリラックスさせてくれますね。
聴覚
心が落ち着く音楽はありますか?
あれば、それを流しながら
瞑想するのをオススメします。
耳に優しい音楽がかかっていると
ホッと安心できますよね。
瞑想をする時に流す音楽のポイントは
人間の声が入っていないものをチョイスすること。
人の声が入っていると、気が散りやすくなります。
リラックスして瞑想するのに
ぴったりの音楽を探してみましょう。
一般的には
ヒーリングミュージック、自然音のCD、クラシック、ソリチュード
などがいいと思います。
嗅覚
アロマ、お香などがオススメです。
様々な種類がありますが、
「あなたがリラックスできるもの」を
チョイスするのがオススメです。
人によってリラックスできる香りが違いますし、
時々によって欲しているものが変わります。
落ち着きたい、スッキリ爽快感がほしい、愛に満たされたい…
リラックスの先に欲しているものはその時々で変化するもの。
今のあなたにぴったりの香りを選んであげてください。
ラベンダー、ヒノキ、カモミール、ミント、パルマローザ
などが一般的におすすめです。
触覚
体にぬれるアロマクリームのようなもの
ハンドマッサージで体をほぐす
ストレッチやヨガなど軽めの運動
触覚(体感覚)を開くには
いろいろな方法があります。
あなたが好きなやり方で
体の感覚を開いていきましょう。
五感を開くことは自分に戻ること
不安な場所や状況では
人は感覚を閉じやすいです。
そういう場所ではリスク回避のため感覚を尖らせ、
意識が周囲の環境、つまりは外向きにあります。
反対に、感覚を開く(オープンにする)というのは、
安心感がベースにあります。
安心感はリラックスを生み出します。
リラックスし感覚が開くと
意識は自分に向くようになります。
つまりは内向きになり、
自分にフォーカスが戻ります。
この内向きになるのが大切なのです。
外向きだった意識を、感覚にアプローチすることで
内向き(自分)に戻してあげる。
そうすることで、瞑想をするのが簡単になります。
雑音がおさまり脳みそが静かになるので、
心がおだやかになり瞑想がしやすくなります。
感覚を開くアイテムをうまく活用し、
いい瞑想の時間をすごしてくださいね!
【まとめ】五感を開いて瞑想をするコツ
キャンドルやアロマオイルなど五感にはたらきかけるアイテムを使う
さいごに
いかがでしたか。
深い瞑想に入るためのコツはいくつもありますが、
どれも取り入れるのは難しくありません。
しかも日常生活にも応用できる智恵がつまっており
大切なエッセンスがちりばめられています。
ひとつひとつ丁寧に実践すると、
深い瞑想に入れることで
効果を実感しやすくもなります。
一度には無理!という方は、今すぐできるものを
1つでも取り入れることをオススメします。
どうも、ありがとうございました。
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